Follow Seian

SEIANOTE

成安で何が学べる?
どんな楽しいことがある?
在学生の制作活動から卒業後の活動までを綴る
「SEIANOTE(セイアンノート)」です

ABOUT

ラジオをきっかけに広がる世界 「今」が楽しくて仕方ない

NOW SEIAN
創作活動編

ラジオをきっかけに広がる世界
「今」が楽しくて仕方ない

センバエミカさん

イラストレーション領域・
メディアイラストコース 3年生

イラストレーション領域の学生であり、学内ラジオ番組のMCも務めるセンバエミカ(作家名)さん。
彼女の明るい声を楽しみにするリスナーも多いとか。
そこで、MCのおもしろさや、大変なことなど気になる番組進行について聞いてみました。


「さぁ〜、始まりました! ラジオ-セイアンデンパ、MCセンバエミカです」成安造形大の学生にはおなじみの声が聞こえてきました。毎月末に配信される「ラジオ-セイアンデンパ」。イラストレーション領域3年生のセンバエミカさんがMCを務めています。毎回、学内の旬な学生をゲストに迎えて芸大トークが繰り広げられています。


“身内ノリ”はやらない!
誰が聴いても楽しめるラジオに

ラジオ-セイアンデンパの初回放送から参加しているセンバさん。月イチの配信ながら現在23回を超え、プロのパーソナリティー顔負けの進行で番組を盛り上げます。
「始めの頃は、ゲストも全員先輩ですし、知らない方ばかり。どんな活動をされているのか、どんな作品を作っているのか下調べもして臨みましたが、どこまで踏み込んで話を聞いていいかも分からないし、模索していましたね。今は3年生なので知っている人が増えました。話したことはないけど、活動は知っているとか、twitterでフォローしている、なんて人も多いので1年生の頃のような進め方とは少し変わってきましたね」。

センバエミカとしてMCをするとき、取材を受けるときは、必ずオーバーオールを着用。「センバといえば、オーバーオールの人って思われています。普段、スカートとか履いていると分からないみたい(笑)」

とはいえ、1時間の番組を仕切るのは大変。センバさんが心がけていることを聞いてみると「初回の放送から大切にしているのは、”身内ノリ”にしないこと。学内のラジオ番組ですが、youtubeで配信しているので学内の学生、先生、職員の方以外にも受験生や一般の方が聴いてくださっています。中には『高校生の時から聴いています!』と言ってくれる人もいたりして。この前もずっとラジオを聴いてくれていた1年生がスタジオを見学に来てくれたのですが、私が知らない人たちも聴いてくれているっていうのは、ちゃんとそれなりに聴ける内容になっているのかなって、うれしかったです」。
それともうひとつ。「誰にでも伝わる言葉で話すということも心がけています。芸大生が当たり前に使っている専門用語がたくさんありますが、成安の人じゃなくても分かる言葉を使うようにしています」。
そんなセンバさんが、セイアンデンパの反響を感じるのは、番組でお題を出すと返してくれる人がいたり、恋愛相談などがやって来るとき。「ああ、聴いてくれてるんやぁって、しみじみと思います」。先生や職員の方に『その声はラジオの人だね』と、言われたこともあるとか。ラジオが大学の名物になっている証拠です。


ゆる〜いノリが人気の秘密?
個性があふれるコーナーも

セイアンデンパは、ゲストトークのほか、2〜3つのコーナーで構成されています。実際にどんな風に番組づくりが行われているのか、みなさん気になりますよね? 
「学内にあるスタジオで収録をして編集、配信するという流れです。ゲストのチョイスや進行については、私が『P』と呼ぶプロデューサーが、大まかな用意をしてくれます。ゲストには私たちが使用する台本と同じものを送って確認してもらっています。『成安の魅力を広める』がラジオのテーマですが、非公式の番組なのでゆる〜く楽しく進めています(笑)」。
また、番組ではゲストトークだけでなく、個性派揃いの学生が担当するコーナーにも注目です。「古生物の復元をしている成安生が骨にまつわるエピソードを語る『へたかの1日1骨』や、成安ラブを思いっきり語ってもらう『おおにしゆきのゆきゆきコーナー』、料理上手な助手さんが教えてくる『今日の晩ごはん』。濃い内容でちょっとマニアックだけど、めちゃくちゃおもしろいですよ」。どれも耳と好奇心をくすぐる内容です。まだ聴いたことがないという人はすぐにcheckを!


楽しさも難しさも。
MCとしての向き合い方

ラジオMC歴約2年のセンバさんに番組づくりの楽しさや醍醐味をたずねてみると…
「学内の友人や知り合いの制作のことなど、活動に関する深い部分って、詳しく知らないことがほとんど。『この人にはこんな側面があったんや』と驚くこともあります。友達だと恥ずかしくて話せないような真面目な話もラジオの場だとできるんですよね。それと、ラジオがきっかけでいろんな人と知り合えることも、MCをやっていて良かったなあと感じる部分です」。
反対に難しいこと、大変なことは「『受け』の姿勢は難しいですね。初めて聞く話にも答えを返さないといけない。だから、私は分からないことは番組内でちゃんと尋ねるようにしています。知ったかぶりをしないと決めているんです。あとは、以前、オープンキャンパスの会場で流すために高校生をゲストに迎えたのですが、大学生相手ならば少し難しい質問でも答えてくれるけど、高校生には大変ですよね。だから、『うん』っていう返答から始められる質問を用意しました。ラジオでは、相手が返しやすい聞き方や話し方をするように気を付けています」。


この先どうなる?
セイアンデンパ!

今3年生のセンバさんがMCを務められるのは、あと1年と少し。センバさんの明るい声と元気なキャラがあってのセイアンデンパの今後はどうなるのでしょうか。
「センバがいる間は、続きます(笑)2代目のMCも発掘しないといけないですね。ただ、今が楽しいし、今後のことはこれから『P』と相談です。自分の将来に関しては、イラストとデザインの2つのスキルをきちんと身に付けて、デザイン関係の仕事に就けたらいいなぁと思っています」。
ラジオも気になりますが、MCで培ったコミュニケーション力を駆使して働くセンバさんもとっても楽しみです。

『ラジオ-セイアンデンパvol,023』2019年9月30日 収録分


ラジオ-セイアンデンパ

日本最大の湖の畔にある成安造形大学の非公式ラジオ。ブロードキャティングスタジオから毎月末に配信中!MCセンバエミカが個性溢れる芸大生ゲストとビートを刻む。


ラジオ-セイアンデンパ ウェブサイト

(リンク先のサイトは大学公式サイトではありません)


関連記事
 
人気の記事